清浄度監視モニタ。
もう、泡てない。
計測機器が作動油・潤滑油中の気泡を
「摩耗粉」と勘違いや、突発的な故障に大慌て。
今まで関係者を悩ませてきた問題は、
気泡の影響を受けずに常時監視することで防げます。
わたしたちヤマシンフィルタが、
新たに開発した「SWIFTROCK™」は、
それらの悩みを解決するだけでなく、一般的な光学式測定器よりも、
格段に低コストでの導入が可能です。
これさえあれば、
もう、“泡てること”は、決してありません。
多様な価値をもたらす――
SWIFTROCK™が持つ、
革新的な機能・特長をご紹介します。
大幅に削減。
卓越した研究開発力と
技術力を駆使して、
圧倒的なイニシャルコストを
実現しました。
数百万円するモデルも決して珍しくない、
既存の光学系粒子計数器(パーティクルカウンタ)に対し、
「SWIFTROCK™」はLEDを採用しているため、
イニシャルコストを大幅に削減することができます。
また、装置自体もコンパクトなサイズであるため、設置も簡単です。
ヤマシンフィルタが誇る研究開発力だから実現できた
数々の機能によって、大幅なコストカットが可能となります。
の優位性
高さ141mm×幅86mm×奥行45mmの
コンパクト設計
油圧・潤滑装置のコンパクト化に伴い、装置内部も高集積化しています。SWIFTROCK™は、コンパクトかつ堅牢な設計で、さまざまな種類の装置に、簡単に設置することができます。
測定が可能。
作動油・潤滑油の清浄度監視を妨げる、
最大の弱点を克服。
もう泡てる必要はありません。
既存のパーティクルカウンタは、光学系であるがゆえに、
気泡を粒子として計測してしまうデメリットがありました。
ヤマシンフィルタの独自技術を駆使した「SWIFTROCK™」ならば、
気泡を汚れと誤認することなく、
より正確な清浄度を測定することが可能です。
これまで、作動油・潤滑油の清浄度監視を妨げていた最大の弱点を
克服することに成功しています。
耐気泡技術
気泡と固形粒子を切り分けて測定する技術(特許申請済)の開発に成功し、油圧・潤滑装置故障の最大要因である摩耗粉に絞った清浄度監視を実現しました。
流入流量が不安定な環境でも、確かな性能を発揮します。
油圧装置には何らかの流量変動があり、
それによってパーティクルカウンタでは測定できなくなるケースも想定されます。
「SWIFTROCK™」ならば1.2L/minから5.0L/minの範囲であれば、
正確に清浄度を測定できます。
耐脈動技術
センサへの流入量が変化しても、
センサ出力は一定に保たれます。
油圧・潤滑装置の回路において、流量変動は必ず発生します。ヤマシンフィルタは、その影響を受けない技術を独自に開発しました(特許申請済)。この技術によってインライン、オンラインどちらの用途にも使用することができます。
高圧ラインでも設置できる剛性を備えています。
どれほど過酷な状況下でもしっかりと清浄度を測定できる、
それも「SWIFTROCK™」の強みです。
高圧環境下における耐性をテストするインパルス試験では、56MPaの圧力で210万回をクリア、塑性変形や割れ、リークの無い設計となっています。
耐圧設計技術
56MPaの圧力で210万回印加しても
塑性変形や割れやリークが無い安心安全設計。
過酷な現場で活躍する建設機械。その高圧フィルタでトップシェアを誇るヤマシンフィルタは、堅牢な筐体設計・製造技術を持っています。高圧下の条件でも正確に清浄度を測定できる。それもSWIFTROCK™の強みです。
100℃の高温条件でも
清浄度測定が可能です。
LEDは高温の状況下では発光効率が低下する性質がありますが、
「SWIFTROCK™」ではLEDの温度に対応して補正する機能を搭載、
安定した測定を可能としています。
耐環境技術
LED温度に対応した補正係数を
センサ出力に加味する機能を搭載。
LEDは高温になると発光効率が低下する性質がありますが、温度補正機能により、マイナス30℃から100℃の広域の温度条件で使用できます。
軽減。
生産現場を支える、
負荷の軽減に貢献します。
「常時検診」を実現する「SWIFTROCK™」によって、装置のメンテナンスは最低限で済むようになります。
また、基準値を超えた場合は遠隔での通知も可能、生産現場の無駄を省くことにも貢献しています。
清浄度検査の未来
ICTとさまざまな産業の
IoT化を支える。
労働人口の減少によって、よりスマートで、
生産性の高い環境を整備することが
求められています。
いつでも、どこにいても、
リアルタイムで装置の状況を把握できる。
その機能を通じて、あらゆる産業における
「IoT化」や「スマートファクトリーの実現」を
支えていきます。
寸法
諸元諸表
No. | 項目 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 最高使用圧力 | 42MPa | - |
2 | 使用流体温度範囲 | -30℃~100℃ | - |
3 | 使用流量範囲 | 1.2L/分~5L/分 | 目安 |
4 | 測定可能流体 | シール材ニトリルゴムとの 適合性があり、 かつ、LED光が 透過できる透明な流体。 |
エマルションタイプや 水分が混入し濁った液は 測定できません。 |
5 | 測定可能清浄度範囲 | AS4059(旧NAS) 6等級~12等級相当 |
±1等級程度 |
6 | 測定可能粒径・ 粒子数範囲 |
- | 上記の測定結果より 類推することになります。 |
7 | 内部シール材 | ニトリルゴム | - |
8 | 本体との取合い | 9/16–18 UNF | - |
9 | 防塵・防水 | IP68 | - |
10 | 電源 | DC9V~36V | - |
11 | 配管接続口径 | 2-9/16-UNF | 流れ方向の規定は ありません。 どちらの接続口も In/Outに使用できます。 |
ヤマシンフィルタ株式会社
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル16F
FAX:045-680-1682(営業代表)
URL:www.yamashin-filter.co.jp
E-mail:swiftrock@yamashin-filter.co.jp