実験動物飼育施設のフィルタは外部からの塵埃、微生物、異臭の浸入を防止する場合と施設からの異物、異臭の漏出を防止する場合があります。前者のエアフィルタは除塵性能により分類されます。 後者には活性炭などの脱臭剤を併用したフィルタがあります。フィルタの性能確認のために差圧計などを設置します。排気側には施設周辺への影響を考慮して脱臭装置、騒音防止策を施すようにします。また、給気口と排気口は建物の同一側面には設置しません。
エアハンドリングユニット
送風機（ファン）・熱交換器（コイル）・加湿器・エアフィルタ・ケーシングで構成されているものをいいます。主として大規模空調に適用される空調機です。
使用可能エアフィルタ
吸込口
還気・排気ダクト末端の室内側に取り付けられ、室内空気を吸い込んで還気ダクト・排気ダクトまたは換気ダクトを介して、還気・排気または喚気をするための器具です。
使用可能エアフィルタ
エアシャワー
清浄な状態で管理されたクリーンルーム内汚染を防止するため、人や搬入物の表面に付着した塵埃等の粒子をエアフィルタで清浄化された高速エアにより入室前に除塵する装置です。
使用可能エアフィルタ
安全キャビネット
エアフィルタで濾過した排気を行うことにより作業台内を負圧に保ち、実験操作中に発生するエアロゾルが外部へ拡散しないようにした装置です。
使用可能エアフィルタ
アイソレータ
無菌動物などの飼育や、危険度の高い感染動物の実験などに用いる機器です。給排気部にエアフィルタが装着されます。
使用可能エアフィルタ
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