工業用塗装の多くは吹付け塗装が使用されています。これは塗装作業と塗膜乾燥により構成されています。塗装工程で取り扱われる塗料は溶剤により希釈し、噴霧作業により塗料の固形分が被塗物に塗膜化されます。 塗膜の補助的な溶剤分のほとんどが大気に拡散され、オーバースプレーの固形分は塗装ブース循環液層に塗装カスとして残ります。このように塗装作業から大気への排出物には希釈溶剤の揮発、また塗膜乾燥からの排出物として溶剤の一部があります。
給気用外気処理ユニット
高品質な塗装膜を形成するために汚染外気をエアフィルタで浄化し、塗装ブースに供給する装置です。
使用可能エアフィルタ
排気処理ユニット(塗装ブース用)
塗装ブースの排気には溶剤臭、腐敗臭やオーバースプレーペイント粉塵などが含まれます。これらをエアフィルタで浄化し、大気に排出する装置です。
使用可能エアフィルタ
給排気処理ユニット(乾燥炉用)
塗装用乾燥炉では塗膜中の溶剤、および樹脂分が分解するので、その排気をエアフィルタで浄化し、大気に排出します。又、乾燥中の塗膜に対して異物の付着を防ぐために、エアフィルタで浄化した空気を供給する装置です。場合によっては高温での処理が要求されます。
使用可能エアフィルタ
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