INTERVIEW

まず、現在働いておられるヤマシンフィルタと、ご自身のお仕事について教えてください。

ヤマシンフィルタは、建設機械などで使用する油圧用フィルタを製造・販売する、創業60年以上の老舗メーカーです。油圧フィルタでは、圧倒的な世界トップシェアを持つ、グローバル・ニッチ・トップメーカーです。また、新規事業として、エアフィルタの企業を傘下に収め、新たな事業セグメントとしてビジネスを展開しています。エアフィルタはビル空調用、工場向け、鉄道向けに使用されています。

私自身のキャリアをお話すると、新卒から27年、前述のような様々なフィルタの製造を行う佐賀事業所で、経理・総務業務全般に従事してきました。そのため自身の仕事観は、ヤマシンフィルタで培われたと言っても過言ではありません。佐賀事業所は開設から45年以上にわたって、ヤマシンフィルタの製造を支える中核施設、約90人の従業員が働く、まさにモノづくりの現場です。私自身、現場で働く従業員が働きやすい環境を整えること、製造される製品の伝票や支払業務に従事することは、大きな責任感とともに、人のために働く喜びと充実感を感じます。

お仕事をされるうえで意識しているポイントは、どのようなことでしょうか。

モノづくりを支える現場ですので、安全性・確実性はもちろんですが、無駄のない効率的な業務は、常に心掛けていることの一つです。実は佐賀事業所は、2021年にリニューアル工事が行われ、それまで点在していた施設が集約されました。これにより各オペレーションは、以前に比べて劇的に効率化が進んだと思います。

ヤマシンフィルタの女性比率はまだ高くはありません。今後、女性が長くキャリアを形成するために、どうすれば良いとお考えでしょうか

実際の生産現場でお話をすると、まだまだ男性が多い職場です。背景には、物理的に重量物を扱う必要がある工程が存在するため、女性には難しいことが影響しているのかもしれません。ただ今後は、生産工程の機械化等による作業環境の整備が進んでいくことで、問題解決の一助になるのかもしれません。

一方で、物理的な力仕事が伴わない間接業務については、現在でも女性がバリバリ仕事をされ、活躍されています。例えば、英語が堪能な方が、セブやベトナムの生産拠点と部品や在庫などに関して、やり取りを行うなどはわかりやすい例です。

また、ライフスタイルに則した仕事ができる環境整備に関しても、以前に比べて在宅勤務・フレックス制が導入され、働き方改革も進んだように感じます。ただ、実際に生産に従事する現場など、職種や役割ごとに課題はまだあるように感じています。

一つひとつの取り組みを見ると、まだまだ成長への道半ばだと思いますが、各々が得意とする分野を磨き・活かしていくことで、今後は男性・女性に関係なく、活躍できる場は増えていくように感じています。互いに助け合い尊重する姿勢をより一層高めることで、より良い職場を生産の現場と本社、グループ全体で作り上げていきたいと思います。

SCHEDULE

8:00 出社

メールやTO DOリストを確認します。

8:30 総務・庶務業務

備品管理・注文書作成・発注等の事務作業をします。 

10:00 書類整理

処理が終わった請求書や伝票のファイリングを行います。

12:00 昼食

昼食後は少し仮眠を取りリフレッシュしています。

13:00 経理業務全般

請求書確認・伝票起票をします。

16:00 総務業務全般

経費精算処理・現金小口確認をします。

17:00 退社

残業は繁忙期を除き、ほとんどありません。