佐賀事業所にて、製品の生産管理に関する業務に従事しています。その中でも、私は海外生産工場の部品調達をサポートする輸出業務を担当しています。
当社の海外工場では、多くのフィルタ製品を生産しており、その過程で、日本のパートナー企業が製造している部品が必要になることがあります。その際、各工場それぞれが注文を行うと、非効率かつ調達コストもかさんでしまいます。それを避けるため、一旦私たち生産管理部が依頼を集約し、システム(SAP)へ情報を登録、それを元に購買部から外部パートナーに部品の発注を行っています。部品の入荷後は、生産管理部が各工場へ出荷のスケジュール調整をし、適正なコストコントロールへ繋げています。

また、コロナ禍以降、輸送費の増加が社会的に問題となりましたが、当社もかなり影響を受けました。現在は、各工場へ部品を輸送する際も、生産管理部が外部フォワーダーと細かな調整を行い、適正な価格で輸送を行っております。
扱う金額が大きいことと、手配にミスがあると社内関係者やお客様に迷惑が掛かるため、日々緊張感が必要ですが、サプライチェーンの重要な部分に関わる責任感と充実感を感じられることは、この仕事の大きな魅力だと思います。
また、海外子会社とのコミュニケーションは、ほとんどが英語です。私自身、学生時代から語学を活かしたキャリアを形成したいと考えていたので、そういった意味でも、自身の希望にマッチした業務だと感じています。
当社は性別や年齢に関わらず、能力がある人材に責任のある仕事を任せる風土が醸成されているように感じます。同時に、一歩業務を離れると、職位が高い先輩や上司であっても、分け隔てなく話をすることができる、非常にフラットな職場環境です。私が所属している生産管理課も、近年女性率が高まっており、特に男女隔たりなく、切磋琢磨しながら業務を行っています。
一方で女性のライフステージが進んだ際の、細かな制度整備は今後の課題になるかもしれません。例えば、子供の急な発熱等でお休みを取得しなければならないときに、スムーズに引継ぎや代替要員を確保するためのシステムや仕組みづくりなどが考えられます。当社は女性を応援する制度が充実していると感じていますが、今後は、よりそれぞれの職場実態に即した環境整備のための議論が必要になってくると感じます。
また、こういった課題は、決して女性だけの問題ではなく、男女問わず対等な関係を築くことで、女性がより安心して活躍できる職場環境に繋がっていくのではないでしょうか。

現在の業務経験をさらに積むことで、自分のできる業務範囲を増やし、より多くの成果を上げていきたいと考えています。成果をあげることによって、会社からの評価・収入アップなど、目に見える要素はもちろんですが、同時に自己肯定感の向上など、内面で感じる充足感に繋がっていると感じています。人生が有意義であることと、社会的に貢献することが、自然と両立できていることは、全ての人が享受できるものではありません。私自身この素敵なご縁を大事にしつつ、日々の業務に励んでいこうと考えています。
8:00 |
ブリーフィング |
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8:15 |
メールチェック 各工場とのやりとり、輸出の為のブッキング |
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12:00~13:00 |
お昼休み |
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13:00 |
輸出書類の作成、システム処理作業等 |
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17:00 |
退社 |
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