プロセス用フィルタの種類と特徴

豊富なラインナップで、幅広い用途に対応

 

プロセス用フィルタは、ろ材構造の違いから大別して、メンブレンタイプフィルタとファイバータイプフィルタの2種類に分けられます。
またさらに、ヤマシンフィルタでは、豊富なシリーズ、グレードをご用意しております。これまでのフィルタでは対応できなかった用途にも、「耐薬品性」「耐溶剤性」などの幅広いラインナップから、最も適したフィルタをお選びいただけます。

プロセス用フィルタの種類と特徴

メンブレンタイプフィルタ

シャープな孔径分布を持つPTFEメンブレン、PES(ポリエーテルサルフォン)メンブレンを採用しております。
それぞれの特性を十分発揮すべく、ろ材以外の構成部品の研究を行い、強酸・強アルカリを始め、多くの溶媒に優れた耐薬品性、高ろ過精度、ロングライフを実現しております。
また、超純水などの高いクリーン性を要求される流体には溶出物、離脱物が極めて少ないフィルタの要望にお応えしております。

PTFEメンブレン
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PTFEメンブレン
PESメンブレン
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PESメンブレン

ファイバータイプフィルタ

性質の異なるファイバータイプろ材を複合化し、それぞれのメリットを最大限に活用したのが“ファイバータイプフィルタ”です。
サブミクロン(1万分の1ミリ)単位の精密ろ過分野では前例のないロングライフ(長寿命)を実現したほか、耐薬品性、耐溶剤性の観点から制限の多かった用途に対しても、エクセルフィルタの豊富なシリーズ、グレードから使用目的に適したフィルタをお選びいただけます。

P.Pファイバー
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P.Pファイバー
PETファイバー
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PETファイバー

フィルタハウジング

フィルタを効果的にご利用頂く為に、小流量用の1本から大容量の30インチフィルタ、66本用ハウジングまで標準化しています。
フィルタハウジングは、標準品以外の大型ハウジングや特殊構造ハウジング、各種ステンレス製はもとよりチタン製やテフロンコートなどの特殊材質ハウジングおよびポンプ等の組み込んだろ過ユニット等、フィルトレーションニーズに合わせた仕様での設計・製作も致します。